高齢期の栄養
高齢期は代謝機能が低下するとともに活動量も減るため、体内でのエネルギー消費量が減少します。しかし、たんぱく質やビタミン、ミネラルの必要量はそれほど変わらないので、必要な栄養素はしっかり取りながらも、エネルギー量は抑えていく食事にすることが大切です。この年代は健康状態や活動量...
抗酸化作用
機能性成分の適度な摂取により活性酸素を抑える働きがあります。 身体に必要なものでもあるけれど、増えすぎると害になってしまう、というものなのです。 体内に侵入した細菌などを取り除く働きがある。 白血球やマクロファージなどの「免疫機能」の一部として細菌などを攻撃する。...
青年:中年:老年期の栄養
青年期から老年期にかけては不規則な生活週間から食生活が乱れがちになる傾向にあります。生活習慣病予防の為にも過食をせず、栄養バランスを考えた食生活が重要です。青年期は身体機能がピークに達し、心臓や肺、腎臓などが成熟する時期です。食事面では特に、朝食の欠食や、外食などで食生活が...
学童:思春期の栄養
学童期、思春期は体が急速に発達していく時期のため発達に見合った栄養素と、エネルギー量を満たすバランスのよい食事をする必要があります。学童期は身長が伸び筋肉量が増えるなど成長がめざましい時期であるため、骨や筋肉などの材料となるたんぱく質やカルシウムを意識して摂る必要があります...
乳幼児期の栄養
乳幼児期は体、嗜好、食習慣の基礎を作る大切な時期です。この時期から健康的な食習慣と食事の楽しさを教えることが大切です。発達に応じ授乳だけの栄養から、半固形食、その後固形食に進みます。乳児期には生後間もなくは母乳や人工乳で栄養を取っていたものが、5ヶ月後頃には離乳食を始めて、...
1日の摂取エネルギーの適量を知る
最新の「日本人の食事摂取基準」ではエネルギーの指標としてBMIが採用されています。BMIは体重をKg身長をm単位で『体重÷身長÷身長』の計算式に当てはめて算出される体格指数のことです。2010年度版までの基準では年齢や性別、身体活動レベルからエネルギー必要量、いわゆるカロリ...
食事摂取基準
栄養の欠乏症や過剰症を防ぎ、健康維持、増進に必要なエネルギーや各栄養素のちょうど良い摂取量を示したものが、「日本人の食事摂取基準」です。 食事摂取基準は厚生労働省が策定しており、食生活の変化や研究成果に基ずいて5年ごとに改定され、性別や年齢ごとに示されています。五大栄養素...
機能性成分
機能性成分とは栄養素ではないが健康維持や生活習慣病予防など、健康に良いとされる成分のことです。代表的な機能性成分としてカロテノイド、ポリフェノール、硫黄化合物、乳酸菌があります。カロテノイドは動植物に存在する赤や黄色など天然の色素成分で、緑黄色野菜に多く含まれるβーカロテン...
ビタミンとミネラル
炭水化物、脂質、たんぱく質の三大栄養素がスムーズに働くためには、ビタミンとミネラルが不可欠ですから、これらを合わせて五大栄養素と呼びます。 ビタミンとミネラルは私たちの体にとって重要な役割をしています。ビタミンは13種類あり三大栄養素からエネルギーを生み出す際には必須の栄...
炭水化物 脂質 たんぱく質
私たちが呼吸をしたり歩いたりするなど、全ての動作にはエネルギーが必要です。 三大栄養素である炭水化物、脂質、たんぱく質は生命活動に必要なエネルギー源となります。稀に、炭水化物を糖質と同じものと考える記述もありますが、正確には炭水化物は糖質と食物繊維を総称した呼び方です。必...