青年:中年:老年期の栄養
青年期から老年期にかけては不規則な生活週間から食生活が乱れがちになる傾向にあります。生活習慣病予防の為にも過食をせず、栄養バランスを考えた食生活が重要です。青年期は身体機能がピークに達し、心臓や肺、腎臓などが成熟する時期です。食事面では特に、朝食の欠食や、外食などで食生活が乱れやすく、野菜や乳製品などが不足しがちになります。欠食や外食がつずくと、ビタミン不足などで健康への悪影響が考えられるので、簡単な調理法をおぼえたり、市販の惣菜や冷凍食品などを上手に活用しバランス良く食べる習慣を作ることが大切です。
中年期は青年期に比べ身体機能の低下が見られ、加齢による老化現象が始まる時期です。特には飲酒や外食が多い人は過食によって肥満を招きやすくなります。酒の肴として摂取する食品は塩分や脂肪分を抑え、魚や野菜、海藻、きのこ類も取りバランスの良い栄養を偏りなく摂取することが大切です。もちろん日常の食事は、生活習慣病予防の為にも栄養バランスの取れた食事を適量摂取することが理想的です。
老年期は骨密度の低下のほか筋力や体力の低下など老化現象を自覚する時期です。免疫力の低下によって病気にかかりやすくなる為、緑黄色野菜や魚介類など、抗酸化作用が高い栄養素を意識して摂る必要があります。