

中性脂肪とコレステロールの働き
次に健康診断の結果などに表示される中性脂肪とコレステロールについて詳しく書いていきます。 まず、中性脂肪は、人間の体を動かすエネルギー源となる物質です。 食物から摂取した脂質は吸収された後体内の生命維持に利用されますが、使い切れず余ったエネルギーは中性脂肪として蓄えられます...

脂質の種類と性質
脂質は化学構造の違いから3つに分類することができます。単純脂質は脂肪酸とアルコールが結合してできたもので、脂肪酸とグリセリンが結合して『中性脂肪』に、脂肪酸と高級アルコールが結合して『ろう』という油脂状の化合物の一種になります。 単純脂質は主にエネルギー源として使われます。...

脂質と一緒にとりたい栄養素
脂質と一緒にとりたい栄養素として、ピーマンやナッツ、モロヘイヤに多く含まれるビタミンEがあります。 ビタミンEは脂溶性ビタミンですから油と一緒に摂ることで吸収効率が良くなります。せっかく摂取するなら栄養素を効率良く食べ合わせをすることも大切です。...


脂質を多く含む主な食品(100gあたり)
脂質を多く含む食品としては、油やバターはもちろん油を主原料とするマヨネーズなどがあります。動物性食品に多く、中でも脂肪分の多い肉や魚に多く含まれています。 代表的なものを下記の表にしてみました。 下記の表にもあるように牛バラ肉に含まれる100gあたりの脂質は50gです。牛ヒ...


不足、とりすぎるとどうなるの?
脂質はダイエットや美容の為に控えてしまったり、脂質が少ない方が良いと考えがちですが、脂質は健康にはもちろん美容にも重要な役割を果たします。 脂溶性ビタミンの吸収を助ける働きがある為、脂質が不足すると肌に潤いがなくなったり、カサつくなどの肌荒れを起こしやすくなります。...


脂質の一日の摂取基準
下記に示した表は脂質の一日の摂取基準を示したものです。 年齢別に目標量が設定され、一日の総エネルギーに占める脂質の割合を%で表しています。 1歳以上であれば総エネルギーの20%以上、30%未満が望ましいといわれています。...


脂質の特徴
今日は、このブルグを更新しています横田 健です。 今回からは、蓄積できるエネルギー源である、脂質についてUPしていきます。 脂質と聞くとダイエットの敵、太るなどのマイナスイメージを持つ人が多いですが、脂質は成長、発育、健康維持はもちろん、人間の体の組織の構成成分として欠かせ...

食物繊維の分類(不溶性食物繊維)
不溶性食物繊維は、穀類の外皮や豆類、キノコ類などに豊富に含まれており胃や腸で水分を吸収して大きく膨らみ便のカサを増やします。ぜん動運動を促すので便通を良くしてくれます。 主な不溶性食物繊維は(リグニン)(セルロース)(ヘミセルロース)(βーグルカン)があります。...

食物繊維の分類(水溶性食物繊維)
食物繊維には水に溶ける水溶性食物繊維と、水に溶けない不溶性食物繊維があります。水溶性食物繊維は主に果物やこんにゃく、海藻類に多く含まれ、腸内で水分を抱えこみヌルヌルしたゲル状態となり有害物質を包み込んで排出します。 また、糖質やコレステロールの吸収を抑えて生活習慣病を予防す...

不足、とり過ぎるとどうなるの?
では、食物繊維の摂取が不足すると?、便秘になりやすく有害物質や発がん性物質が腸内にたまりやすくなります。 その為、大腸ガンや肌荒れの原因になります。食物繊維には糖質やコレステロールの吸収を抑える働きがありますから、食物繊維が不足することで肥満や糖尿病、動脈硬化のリスクが高く...