「水」の役割について
水は、栄養素には分類されていませんが体を構成する成分のなかで最も多い割合を占めており、生命維持には不可欠です。 人の体は成人の場合約60%が水分、のlコリの40%はたんぱく質、脂質、糖質などでできています。年齢を重ねると細胞内液が減少するために、体内の水分量も減少すると言わ...
消化:吸収:代謝について
食べ物が栄養となって利用されるには、まず食べ物を食べて身体にとりこまなければいけません。食物中の栄養素を分解して、身体の中に取り入れやすい物質することを消化といいます。栄養素が消化によって最小単位まで分解され、体内に取り込まれることを吸収といいます。消化吸収は胃や腸だけでお...
抗酸化力と免疫力を高める食生活
老化現象のあらわれかたは個人差がありますが、そのカギをにぎるのが活性酸素です。人の体の中でエネルギーを生み出すには酸素を取り入れなくてはいけませんが、その時、一部の酸素は化学反応をおこして活性酸素を発生させます。活性酸素には細菌などをやっつける作用がありますが、過剰に発生す...
妊娠:授乳期の栄養
妊娠期や授乳期は母子の健康を維持するために必要な栄養素をバランス良く摂るとともに、妊娠中毒症などの予防のため、食事管理と体重管理を行うことが重要です。母体の基礎代謝の増加や、胎児の成長に対応し、妊娠期や授乳期はエネルギーの摂取量や、一部の栄養素のエネルギー必要量が増えます。...
高齢期の栄養
高齢期は代謝機能が低下するとともに活動量も減るため、体内でのエネルギー消費量が減少します。しかし、たんぱく質やビタミン、ミネラルの必要量はそれほど変わらないので、必要な栄養素はしっかり取りながらも、エネルギー量は抑えていく食事にすることが大切です。この年代は健康状態や活動量...
抗酸化作用
機能性成分の適度な摂取により活性酸素を抑える働きがあります。 身体に必要なものでもあるけれど、増えすぎると害になってしまう、というものなのです。 体内に侵入した細菌などを取り除く働きがある。 白血球やマクロファージなどの「免疫機能」の一部として細菌などを攻撃する。...
青年:中年:老年期の栄養
青年期から老年期にかけては不規則な生活週間から食生活が乱れがちになる傾向にあります。生活習慣病予防の為にも過食をせず、栄養バランスを考えた食生活が重要です。青年期は身体機能がピークに達し、心臓や肺、腎臓などが成熟する時期です。食事面では特に、朝食の欠食や、外食などで食生活が...
学童:思春期の栄養
学童期、思春期は体が急速に発達していく時期のため発達に見合った栄養素と、エネルギー量を満たすバランスのよい食事をする必要があります。学童期は身長が伸び筋肉量が増えるなど成長がめざましい時期であるため、骨や筋肉などの材料となるたんぱく質やカルシウムを意識して摂る必要があります...
乳幼児期の栄養
乳幼児期は体、嗜好、食習慣の基礎を作る大切な時期です。この時期から健康的な食習慣と食事の楽しさを教えることが大切です。発達に応じ授乳だけの栄養から、半固形食、その後固形食に進みます。乳児期には生後間もなくは母乳や人工乳で栄養を取っていたものが、5ヶ月後頃には離乳食を始めて、...
1日の摂取エネルギーの適量を知る
最新の「日本人の食事摂取基準」ではエネルギーの指標としてBMIが採用されています。BMIは体重をKg身長をm単位で『体重÷身長÷身長』の計算式に当てはめて算出される体格指数のことです。2010年度版までの基準では年齢や性別、身体活動レベルからエネルギー必要量、いわゆるカロリ...