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妊娠:授乳期の栄養


妊娠期や授乳期は母子の健康を維持するために必要な栄養素をバランス良く摂るとともに、妊娠中毒症などの予防のため、食事管理と体重管理を行うことが重要です。母体の基礎代謝の増加や、胎児の成長に対応し、妊娠期や授乳期はエネルギーの摂取量や、一部の栄養素のエネルギー必要量が増えます。妊娠期にはつわりがおきたり、精神不安、貧血、動悸など体の様々な変化が表れます。非妊娠期でも不足しやすいカルシウムと鉄のほか、葉酸は特にしっかり摂るように心がけることが大切です。妊娠初期のビタミンの過剰摂取によっては胎児の奇形のリスクを高め、塩分の過剰摂取は、妊娠中毒症のリスクを高めるので、摂りすぎには注意が必要です。その他、過度の体重増加も危険なので体重管理にも気をつける必要があります。

授乳期は乳腺の発達により乳房が肥大したり母乳にエネルギーををとられるため、エネルギー不足になると体重が減少したり、場合によっては母乳が出なくなる事もあります。この時期には母乳につかわれる鉄やエネルギーをしっかり補い、出産時に失われた鉄を意識して摂る必要があります。

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