言語・会話の障害
- Takeshi Yokota
- 2020年11月9日
- 読了時間: 1分
言語障害にはどのような種類があるのか見て行こう。
脳血管障害が左側に起こると言語の障害が現れやすい。言語障害の種類には次のようなものがあります。
構音障害
音を作る筋肉の麻痺の障害などが原因。言葉が出にくい、会話のテンポが速くなったり遅くなったり抑揚がないなどで脳血管障害の後遺症に多く見られる。
喚語困難
適切な言葉が出てこない わかっていてもその言葉が出てこない
錯語
思っていることと違う言葉が口をついて出てくる
統語障害
助詞や助動詞が抜けたり、誤って使う 例『ネコ 魚 食べる』や『猫を魚が食べる』
復唱障害
復唱ができなくなる
運動性失語(ブローカー失語)
相手の言葉はわかるが、自発語や復唱の障害がある
感覚性失語(ウェルニッケ失語)
言葉の理解ができない、復唱や喚語も困難だが自発語は流暢。テンポも早いが内容は支離滅裂
純粋失書
自発語や字を読む事ができるが、書字ができない
純粋失読
読字だけに障害がある
保続
一度行った行動(思考や、会話、行為)を新しい行為を起こそうとしたときに繰り返す事
同語反復
ある語句を繰り返して止まらなくなる
語間代
言葉の終わりを繰り返す 例『お菓子が欲しいな、いな、いな、いな』

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