糖質と一緒にとりたい栄養素
糖質と一緒にとりたい栄養素として、まずビタミンB1があげられます。血糖値を安定に保つためには、ビタミンやミネラルを不足させないことが重要です。
特にビタミンB1は糖質の分解を促進し、エネルギーに転換する重要な役割を果たします。
またビタミンB1はニンニクと一緒に摂ることで吸収もUPし疲労回復にも効果的ですから、豚肉などビタミンB1を豊富に含む食材を食事の中から取り入れると良いでしょう。
それから、食物繊維も糖質と一緒ににとりたい栄養素の一つです。
糖質は食後に血糖値が上昇する『食後高血糖」を進めやすく、摂取量が多いと糖尿病のリスクを高めます。
この糖質の消化吸収を穏やかにするのが食物繊維です。
糖質と合わせて摂取することで食後の血糖値の上昇が緩やかになりますし、糖尿病の予防にもなります。
急激な血糖値の上昇は老化を促進させることから、アンチエイジングの観点からも糖質と食物繊維を一緒に摂取することが大切ということになります。
特にらラーメンなどの麺類など単品料理の時には、食物繊維が不足しがちですからサイドメニューやトッピングに野菜をプラスするなどの工夫が必要です。
また、玄米や胚芽米を利用したり、これらを白米にプラスするなどすると食物繊維が摂取できて糖質の吸収が抑制できるのうえ、ビタミンB1も同時にとりやすくなるので、その分糖質の代謝がスムーズにおこなえますね。
ビタミンB1を多く含む食材をとして豚肉、ブリ、うなぎ、大豆などがあげられます。食物繊維を多く含む食材としてはゴボウやこんにゃく、サツマイモ、納豆などがあります。単品の食事にプラスなにを食べようか?工夫したり、新しいお料理を考えたり探してみるのも楽しいかもしれません。