炭水化物の一日の摂取基準
炭水化物の一日の摂取基準としては、一日に必要なエネルギーの50%以上、65%未満という数値目標があります。
ですから、一日の必要エネルギーが2000Kcalの人なら、その50%以上、65%未満の1000Kcal以上、1300Kcal未満を炭水化物で摂取するのが望ましいということになります。
炭水化物は、糖質と食物繊維からなりますが、主にエネルギー源になるのは糖質ですから、一日の必要エネルギー量が2000Kcalの人なら糖質の摂取量としては250g〜325gが目安になります。
ご飯100g、わかりやすく言うとコンビニのおにぎり1個分のご飯の量に糖質は37gふくまれていますから、一日の摂取量に換算すると、コンビニのおにぎり7〜8こぶんになります。もちろん一日におにぎりを7〜8個も食べましょうということではありません。
ご飯などの主食以外にも炭水化物を大き含むものは多いですから、主食だけにとらわれず、口にする様々な食品に目を向けて摂取することが大切です。
食品に含まれる炭水化物やその他の栄養素の含硫量を詳しく知りたいときには『食品成分表』を使うと簡単に調べることができます。
たまには自分のその日食べたものがどのくらいの栄養素なのか調べてみるのも楽しいですね。