たんぱく質はどのようにとるのが効果的?
せっかくたんぱく質を摂ろうと食事をするなら、効果的な食べ方をしたいものです。体重が60Kgでたんぱく質の必要量が約60gの成人男性の場合で例えると。
一回の食事で一日に必要なたんぱく質を摂取したとしたら、一日に必要なたんぱく質が体に吸収できているかといえば、できていません。
時jつは一回の食事で体内に吸収できるたんぱく質の量には個人差がありますが、約30g〜40gといわれています。ですから一回の食事で60gのたんぱく質を摂取したとしても実際にはその半分程度しか吸収できていないことになります。
では、どのように摂るのが効果的かというと、一日60g必要なたんぱく質を、朝20g、昼20g、夜20gというふうに分けて摂るのです。
こうすることで無駄ななくたんぱく質を吸収することができます。
スポーツ選手などの場合はどうでしょうか?
活動量が増えるスポーツ選手などはたんぱく質の必要量が、同じ体重の場合であっても増えますが、ここでは普通の成人男性の1・5倍、約90gを必要量と考えてみます。この約90gのスポーツ選手の場合90gを三食に分けて、毎食30Gづつたんぱく質を摂ることになります。三度の食事で90g摂る事が難しい場合には、不足分をプロテインやアミノ酸サプリメントなどで補う方法をとるのも良いでしょう。