たんぱく質と一緒にとりたい栄養素
たんぱく質と一緒にとりたい栄養素としてビタミンB2とビタミンB6があげられます。
ビタミンB2はたんぱく質の代謝を促進し、エネルギーに変えるときにひつよなビタミンです。たんぱく質の合成にも必要に関わっており、細胞の再生を促進して健康的な発達をサポートするので『健康ビタミン』といわれています。
健康的な皮膚や髪、爪などを作り、目や口などの粘膜を保護する働きがあります。粘膜には新陳代謝が活発なのでビタミンB2が不足すると、口内炎などの症状が出る事があります。そのような症状があらわれたらビタミンB2を積極的に摂る事を心がけると良いでしょう。
ビタミンB2を多く含む食品としてレバーや魚介類、卵、乳製品などの動物性食品があります。魚の場合、皮や血合いに多く含まれていますので知っておくと便利かもしれません。
ビタミンB6は、たんぱく質の代謝を助ける中心的な存在です。
たんぱく質はアミノ酸に分解されたのち、再び人の体に必要なたんぱく質に再合成されますが、その際に不可欠となるのがビタミンB6です。
たんぱく質の摂取量が多いほどビタミンB6の必要量が増えます。
ビタミンB6をしっかり補うとたんぱく質が有効に使われるので、皮膚や髪などが丈夫になります。
ビタミンB6を多く含む食品としてはレバーやマグロ、カツオ、ささみなどの動物性食品があります。
植物性食品ではバナナやサツマイモ、ニンニクなどに多く含まれます。
栄養素は互いに助け合って働きますが、特にビタミンB郡はその傾向が強いですからビタミンB2とビタミンB6は一緒に摂る事が効果的です。