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認知症の人の心理的特徴

最近では、認知症の人が当事者として自らの思いを語る機会が増えてきました。しかし認知症が進行するにつれ自分の考えや思いを伝える事が難しくなる、周囲は次のような本人のサインから(表情や仕草、言葉)心理的な問題を読み取らなければなりません。


1 認知症の人の心理状態


不快

徐々に物忘れが進む毎日は本人にとって大きなストレスとなる。



不安

自分のいる場所や周りにいる人がわからない、言葉も理解できないなどから不安な気持ちになる。


混乱

自分の置かれている状況を性格に理解できないために混乱する。急がされたり注意を受けるとますます混乱する。


被害感

処分した、食べてしまった、保管したなどという体験を丸ごと忘れてしまうため、被害妄想を持ち、疑いを短な人に向ける。


自発性の低下・抗うつ

失敗する、できなくなった事を人から注意されるなどの経験で抗うつ状態になる、外出することも避けるようになる。


揺れ動く感情

不安定な心理状態になるため興奮したり、パニックを起こしたりする。


取り繕う行動

全く理解できないことでもわかっているように振る舞い、自分が不利にならないようになんとか切り抜けようと必死に取り繕う


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