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血管性認知症(脳血管性認知症)

  • 執筆者の写真: Takeshi Yokota
    Takeshi Yokota
  • 2020年11月2日
  • 読了時間: 1分

1 原因


脳の血管障害による認知機能の障害は、障害を受けた脳の容積や部位、梗塞の数などによって違いが出て来ます。

一般には梗塞の大きさが50mlを越えると認知症が発症しやすく、小さな梗塞ではその数が多いほど認知症が重くなる傾向があります。

脳梗塞や脳出血の発症年齢と同じく60〜70歳代の男性に多くなっています。


2 症状


認知症の特徴は、始まりが急な事、症状に波がある事。機能の低下は全般的ではなく一部の機能が保持されている事が多い事です。『まだら認知症』とも言われています。


3 治療


脳血管障害そのものの治療は、脳血流改善薬、脳代謝賦活剤が使用されます。再発防止に血小板凝集阻止剤も使われます。

後遺障害の治療としては残された健常な脳を使うようなリハビリテーションが効果をあげる場合があります。




 
 
 

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