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日常生活の観察による健康チェック

高齢者の病気のあらわれかたは日典型的である。

病気の症状がはっきりしないことが多く、ケア提供者は、認知症の人の生活に深く関わりながら、健康障害を予見するサインを見逃さないような観察視点を持つ必要がある。

1 コミュニケーション

1姿勢 

2意識状態

3清潔状態

4表情

5視力・聴力

6発声・発語

7手に触る

などアセスメント・コミュニケーションを図る中で観察の視点として重要になる。


また、観察、測定のによる健康チェックにより全身状態を把握することもアセスメントとして重要である。


①体温(体温計・測定時間など) ②呼吸 ③脈拍 ④血圧 


身体計測 

1身長 2体重 3体格指数 4体重減少率


2 食事

認知症の食事場面では、食事に集中できない、次々に口に運ぶ、右側のものばかり食べる、食事を拒否する。飲み込むのに時間がかかる、何度も咳き込む等、美味しく安全に自立して食べることに障害を抱える様子が見られる。

摂食・嚥下過程は?

1 先行期 (認知期)

2 準備期 (咀嚼期)

3 口腔期 

4 咽頭期

5 食道期 

の5期からなる。

誤嚥を予防し自立した食事の可能性を検討するために、食事介助をしながら摂食・嚥下過程に沿った観察を行う必要がある。


1 先行期

食べ物を認知し口まで運ぶ過程である。

2 準備期

食べ物を口に取り込み咀嚼し、食塊を形成する過程である。

3 口腔期

下の運動によって食塊を咽頭に送り込む過程である。

4 咽頭期

嚥下反射により食塊が咽頭から食道に送り込まれる過程である。

5 食道期

食塊が食道の蠕動運動で胃に運ばれる過程である。





 

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