top of page

前頭側頭型認知症

1 原因


状況に合わせた行為の調整をしたり、いったん開始した行動にブレーキをかけたりする前頭葉に障害があるため、性格が変化したり、抑制がきかない行動や社会の常識やルールを無視した行動をとったりします。

50歳代から発症し、ゆっくり進行します。


2 症状


記憶障害よりも性格、行動面の変化が目立ちます。行動の単純化(病的な規則正しさ、時刻表的生活)、常同行動(動作の繰り返しが苦にならない)、脱抑制(自分の関心ごとに猪突猛進)、また無関心(関心がないことに関しては無視)、非影響性の亢進(興味や関心が変わりやすい)などの症状です。

このため、介護が困難になりやすい病気です。


3 治療


治療法が確立されていないため、抗うつ薬を用いたり、より良い行動への習慣化の支援などの対症療法となります。



Comments


  • Facebook Social Icon
  • Twitter Social Icon
  • Black Instagram Icon
FOLLOW ME
SEARCH BY TAGS
FEATURED POSTS
INSTAGRAM
ARCHIVE
bottom of page