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住まいと支援

在宅と施設の違いを確認し、認知症の人がくらす住まいについてどのような支援があるのか理解していきたい。

では、認知症の人が在宅生活を送れなくなるような要因はどんなものがあるのか・


①在宅生活を困難にする要因


1 BPSD

異食や性的逸脱行為、興奮、攻撃、反社会的行為や徘徊などは(一人歩き)介護負担が大きく、地域との摩擦も大きくなります。


2 危険行為

認知症の人に限らず高齢者の自転車運転が最近の問題になっています。また火の消し忘れ、水道栓を止めないなども、本人だけでなく近隣まで危険が及ぶ可能性があります。


3 介護環境の変化

家族形態の変化により独居世帯や老老介護、時には認知症の人がより重い認知症の人の配偶者を介護する認認介護と呼ばれるケースが増えています。また、遠距離介護や介護のために子供が離職に追い込まれるといった状況も見られます。


②認知症の人の住まいへの配慮


1 今までの生活との継続性と安心感

自宅での生活が難しくなってきた時点で施設入所が検討されますが、この際の留意点は、今までの生活と途切れない、かつ在宅では得られなかった安心感と温かみのある生活が送れるような支援をすることです。


2 施設の種類

本人、家族の希望を取り入れながら適切な住まいを選択します。将来的にさらに手厚い介護が受けられるかどうか?看取りまで暮らしていけるかなどの視点も必要になっていくでしょう。





フォーマルケアとインフォーマルケアの違いについても覚えておくと介護者自身ができることとできないことを把握することもでき、認知症の人の自己決定に大きな幅を持つ事ができる。


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