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介護保険制度以後

  • 執筆者の写真: Takeshi Yokota
    Takeshi Yokota
  • 2019年4月22日
  • 読了時間: 2分

前回のブログでは、介護保険制度が施行される前の対策として年表を作ってみたが、ほんとこの10年くらいで目覚ましく変わろうとしている日本とその施作にビックリする。

目が回るようなスピードで変わらなくては行けない日本。くそみたいなニュースが流れる日本ではないようにしたい。


2000年

介護保険法が成立する。

医療と福祉が分裂している制度の再構築し、社会保険方式による総合的なサービスを利用すること。


ここでは色々な意見を聞いた。今までは社会保健の医療保険により高齢者の無料化にともない国の医療費における割合が増えすぎてしまっている現状だ。国家による負債はバブル時代によってふくれあがり消費する社会ではなくなってしまったのだ。


介護保険制度は5年に一回の見直しが規定されている。


2003年

(2015年の高齢者介護、高齢者の尊厳を支えるケアの確立)として6月に厚生労働省老健局長の私的研究会での発表。


2006年

5年に一度の改革により、改正介護保険制度が全面施行。

2015年までにとりくむべき課題を挙げた。

⑴介護予防、リハビリテーションの充実

⑵生活の継続性の維持の為の介護サービス体系

⑶認知症高齢者ケアのケアモデルの確立

⑷サービスの確保と質の向上


ここでは『尊厳の保持』『尊厳を支えるケア』を強調され、認知症の人が住み慣れた街でその人らしく生きることを保持するために、サービスの複合化、多機能化を推し進め、地域に新たな形で高齢者のための(住まい)を用意することとなる。


これによる目標は

1 明るい活性ある超高齢化の構築

2 制度の持続可能性

3 社会保障の総合化

としている。


これらの施作により地域包括支援センターの創設と特定施設入居生活介護の給付対象者を有料老人ホームやケアハウス以外にも拡大した。


全ての事業者に情報開示の義務化を行い、事業者指定の6年間更新制を業者規程の強化を行い、ケアマネージメントの適正化の為ケアマネージャー資格の更新制、更新研修の義務化、主任ケアマネージャーの創設、担当件数の見直しが行われた。


 
 
 

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