認知症の『人』の理解
- 横田 健
- 2018年5月31日
- 読了時間: 1分
もし、インフルエンザ羅患した人が咳をした場合には、その人が咳をしたのと同時にインフルエンザにかかって咳が出たのだろうと多くの意人はみなすだろう、それでは認知症の人が多い、コンビニエンスストアで代金を支払わずにものを店外に持ち出すとしたらどうであろうか?これは認知症という疾患が行った行動と理解されるであろうか?それともその人が行った行動と理解されるであろうか?
こうした例を考えて見ると、認知症の人の行動には認知症という症状の行動と、その人自身の行動と二重の意味が含まれる可能性にきずかされる。胃潰瘍の人がコンビニエンスストアでダイキンを支払わずにものを持ち出したならコレは胃潰瘍の症状によって生じた行動とは理解されにくいだろう。
認知症の人という表現を我々はどのような意味で用いているだろうか、認知症の人とは認知症という病に羅感した人、あるいは認知症という病の症状が認められる人という意味と考えることが妥当である。
参考文献 認知症ケアの基本 認知症ケア標準テキスト
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